女性の健康のカギ「女性ホルモン」を整える習慣

こんなサイン見逃してない?

生理痛・生理不順・PMS・肩こり・頭痛・疲れ・冷え・むくみなどのカラダの不調、イライラ・不安感・不眠・物忘れなどココロの不快感、乾燥・肌荒れ・シミ・しわなど肌トラブル・・・。

こんな症状でお悩みではありませんか。あなたのその不調、女性ホルモンの乱れや影響によるものかもしれません。

私も若い頃から、生理痛とPMSがひどく、肩こりと冷えは慢性的、疲れやすい肌トラブルをおこしやすい……など、不調なことが多かったのでよくわかります。

じつは、女性のカラダ・ココロ・お肌の状態のすべては、女性ホルモンにコントロールされているのです。

そのことを知ってから、自分自身のケアがグンと楽になりました。

女性ホルモンのことを知り、対処法を実践して習慣化すれば、今よりカラダもココロも快適で、キレイまで手に入れることができますよ。

今回はその方法をお伝えしたいと思いますので、最後までお付き合いくださいね。

女性ホルモンてなに?

女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類のホルモンです。

この2つのホルモンは卵巣から分泌されています。まず脳の視床下部というところで「ホルモンを出せ!」と命令が出されると、その下にある下垂体というところが「性腺刺激ホルモン」を分泌。 性腺刺激ホルモンが卵巣に働いてエストロゲンとプロゲステロンを分泌させます。 また、脳の視床下部には、ホルモンの分泌量の調節を行う働きもあります。

女性ホルモンの働き

エストロゲンは「女性らしさをつくるホルモン」「卵をつくるホルモン」、プロゲステロンは「妊娠を成立し維持するホルモン」という役割で、一般的に女性ホルモンというときには、エストロゲンのことを意味しています。

エストロゲンは、思春期から分泌量が多くなり、やがて月経がはじまります。16~17歳までには女性らしい体つきになり、女性ホルモンの分泌量は最高レベルに達します。そのレベルは通常であれば、性成熟期(20~40歳)ごろまで維持されます。
40歳ごろから低下し始め、50歳前後で閉経となります。

また、自律神経・感情の動き・骨・皮膚・関節・筋肉・胃腸・脳の働きにも、エストロゲンが大きく関わっています。

ちなみに、卵巣から生涯分泌されるエストロゲンの量は、ティースプーン1杯程度と言われています。

そんな少量の女性ホルモンに影響を受けながら、女性の健康は支えられているのです。

変化の激しい女性のカラダ

女性のカラダは、生理にともない、毎月一定のリズムで変化しています。
しかし、ひと月の中でも時期によっては、劇的にホルモン分泌量が変わっているのです。

生理から排卵までの間は、エストロゲンの分泌が多い時期で、カラダもココロもお肌も安定。ところが排卵を境に、排卵後から生理までの間はプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増え、体調が不安定になります。この時期は、体内の水分や血行が滞り、むくみ・腰痛・腹痛・イライラ・肩こり・便秘・肌荒れなど・・・と、不調があらわれやすい時期です。

ストレスや過度の疲労は女性ホルモンを乱す

ひと月の中だけで、こんなに変化の激しい女性のカラダですが、さらにストレスが加わったら、どうなるでしょうか。

女性ホルモンをつかさどっているのは脳の視床下部と下垂体。脳はメンタル面のストレスに影響を受けやすい器官です。

また、過度の疲労も、卵巣の働きを低下させたり、女性ホルモンのバランスが乱れます。

ストレスや疲労を放っておくことは、卵巣からの女性ホルモンの分泌量に影響を与え、卵巣機能の低下をはじめ、血行・筋肉・関節・肌荒れ・イライラ・自律神経・免疫系などの体調低下がおこる要因となり、注意が必要です。

無理なダイエットは脳や女性ホルモンに影響する

また、カラダの栄養状態によっても、脳や女性ホルモンは影響を受けます。
偏食による栄養不足や、無理なダイエットなどで一気に体重を落としたりすると、脳が生命の危機を感じ取ります。そのため、生命維持を最優先させようと生殖機能は後回しになり、卵巣への女性ホルモンを分泌する指示を抑え、排卵もなくなり、生理も止まってしまうのです。

女性ホルモンのバランスを整える習慣

女性ホルモンを整える方法はいろいろあります。

まずは自分のカラダをしることが第一。
毎月の生理をバロメーターに、健康状態を把握しましょう。
ひどい不調がつづく場合は、必ず医療機関を受診して、病気がないかをチェックしてくださいね。

①ストレスをためない

まずはストレスケアです。
女性はタスクが多い中、社会生活や家庭生活を送っています。仕事やライフイベントで強いプレッシャーやストレスなど、我慢しすぎたり、自分では気づかないうちにため込んでしまいがち。

ストレスは、その原因を探って取り除くことが一番ですが、原因がわからなかったり、職場や人間関係など、環境をすぐに変えるのが困難な状況もあると思います。
そんなときは、ボーッとする時間を持ったり、焦らず自然とエネルギーが回復するのを待ちましょう。

また、運動することは、ストレス発散、気晴らし、体力の維持・増強につながります。
激しい運動は必要ありません。ストレッチやウォーキングなど、生活の中に取り入れられるものがおすすめ。とくに日光浴と合わせたウォーキングは、睡眠の質も高めます。ストレスケアにとって大切な休息時間を得ることができます。

そのほか、好きな人と出かけたり、花や植物を見たり育てたり、エステやコンサートに行くなど、心地よい時間を持つようにしましょう。

②栄養バランスのよい食事

女性ホルモンに限らず、さまざまな健康の維持・向上のために、栄養バランスのよい食事を摂取することが大切です。

肉・魚・卵・豆・大豆製品・野菜・くだものを、食事にバランスよく取り入れましょう。

必須栄養素は、必須アミノ酸・必須脂肪酸・ブドウ糖・ビタミン・ミネラルなど、約50種類あります。これらは体内では合成できなかったり、わずかしか含有されていないものがほとんど。サプリメントで補う方法もありますが、まずは食事に取り入れられるものは意識的に摂取してくださいね。

また、女性ホルモンを整えるには、ハーブ・スパイス・香り野菜・柑橘類などを活用するのもおすすめです。

③おなかの調子を整える

じつは、腸のはたらきと女性ホルモンは密接に関連しています。
生理前は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増え、腸のぜん動運動が弱まり、便秘をしやすくなります。生理が開始して、生理痛がある場合などは、痛み物質が腸を刺激し、逆に下痢をおこしやすくなるのです。

便秘・下痢ともに、腸内環境を整えることが大事です。
ヨーグルト・乳酸菌、食物繊維などで排泄を促し、栄養分を取り入れましょう。

また、卵巣機能が低下していると、骨盤内の血流が悪くなり、胃腸機能が低下します。温かい食べ物や、刺激の少ない飲食を心がけてくださいね。

④カラダを温める

冷え対策には、食事や温めグッズなどもいいのですが、一番のおすすめは毎日入浴することです。

入浴には、温める作用だけではなく、皮膚の汚れを取ったり、浮力によるリラックス効果、水圧によるマッサージ効果などがあります。カラダを温めて血の巡りがよくなることは、全身に新鮮な酸素と栄養素が行きわたり、疲労回復にも役立ちます。さらに、温めている間は、免疫機能が高まる可能性もありますよ。

⑤アロママッサージ

女性ホルモンにとってアロマは、とても相性がいいアイテムです。

アロマは、ダイレクトに脳へと届いて、ストレスを取り除く効果が期待できるからです。ある実験では、ゼラニウムとローズオットーの香りの刺激により、エストロゲン濃度が増加したともいわれています。

アロママッサージは、アロマオイルを使って行うマッサージ。
アロマの香りとともに、カラダに密着した手によるゆったりと流れるようなやさしいマッサージが特徴です。

肩こり・腰痛・むくみの解消など、深いリラックス作用で神経を解きほぐし、ホルモンバランスだけでなく、自律神経も整えてくれます。
無月経でサロンに定期的に通われた方が、月経が再開したという例は少なくありませんよ。

アロマもアロママッサージも、セルフケアで効果を感じやすい方法ですので、お気に入りの香りをみつけ、アロマオイルを何本か持っていると活躍します。

女性ホルモンで健康とキレイが手に入る

女性ホルモンは、女らしさと若々しさにかかわるホルモン。

不調の背景には、性格・環境・生活スタイルの影響も関係していますが、不快な症状を我慢せず、ぜひ、女性ホルモンに注目してみてください。

医療分野では、ホルモン剤・ピル・漢方薬・針治療など、さまざまな解決策がありますが、まずは、生活習慣を見直してみるのはいかがでしょうか。

女性ホルモンを味方につけ、健康でキレイな自分を取り戻してくださいね。


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