関節や血管に蓄積されやすい悪玉物質
AGEs(終末糖化産物)という言葉を聞いたことありますか。
老化を促進させるといわれる悪玉物質です。
食事に含まれていたり、体内で毎日少しづつ、化学反応によってもつくられます。
代謝されにくいのが特徴で、どんどん体内に蓄積されていきます。
とくに関節や眼球、血管など、新陳代謝のスピードが遅い場所ほどAGEは蓄積されやすく、悪影響を及ぼします。
カラダが「錆びる」「焦げる」
カラダが酸化することを俗に「サビる」といいますよね。
同じように、食事でとったタンパク質や脂質が、糖と結びついて劣化する反応のことを「糖化」といい、「カラダがコゲる」などと表現されます。
たとえば、からあげ・トースト・焼き魚・・・
こんがり美味しそうな焼き色がつくときに「糖化」が起こり、それを食べると体内でAGEが生まれます。
小麦粉と卵、バターで焼いたケーキやプリンなども、AGEが発生しやすい食べ物です。
老化のスピードは食事の内容によって変えられる
「糖化」と「酸化」はいずれも、体内で同時に起きるため、どちらかを予防することが双方にいい影響を及ぼします。
今回は糖化対策のために、毎日の食卓で取り入れたい食材をご紹介いたします。
☑ ブロッコリースプラウト
☑ ほうれん草
☑ バジル
☑ プレーンヨーグルト
☑ レモン・ライム
☑ クミン
とくに注目は、ブロッコリースプラウトの「スルフォラファン」という成分。
AGEs(終末糖化産物)を抑える力を持っていると言われています。
ふつうのブロッコリーにも含まれていますが、ブロッコリースプラウトの含有量は約7倍。
ちなみに私は普段のサラダにちょい足しして食べています。
よく噛んで食べることがポイントです。吸収率がアップするからです。
プレーンヨーグルトは、そのままやフルーツなどと食べてもおいしいですが、
レモン汁とクミン、塩少々で作るドレッシングをサラダにかけても美味しいので
ぜひお試しあれ。
ほかにもおいしい食べ方あれ教えてくださいね。
さいごに
健康にいいと言うもの…
やっぱり、から揚げやケーキはおいしいですよね。
絶対食べない!ではなく、糖質の取り過ぎをちょっとだけ気を付けたり、AGEsを発生させにくくする食材を取り入れてみたり、ほんの少しの意識が大切だと思うのです。
サロンでは、カラダにいいことや、おいしいものの話も是非一緒にしましょう。
・・・揚げ物と甘いものが大好きな店主より。